『アリアドネの声』
井上 真偽 / 幻冬舎 / ISBN 9784344041271
ずんだ文芸部の推しコメ
邦越ありすさんの推しコメントを拝見して、読了したのですが本当に面白かった。 私は読み進めるのにかなり時間がかかる方なのですが、本作は集中しきって一瞬で読み終えてしまった。こういう読書体験は久しぶりです。 「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障害を抱えた女性を、ドローンによって地下施設から救助する。というワンシチュエーションで最初から最後まで突き進むので、本当にテンポがよくて、ページをめくる手が止まらない。 困難に直面するたびにあの手この手で状況を打開する主人公の姿に勇気づけられる人も多いはず。 それから、家族ものに弱い私は物語終盤のとある描写で号泣しちゃった… ミステリーというよりは災害ものという印象ですが、とにかく読んで損はない一冊だと思います!